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野幌森林公園

               この公園を初めて訪れたのは、札幌に転勤して3年後の昭和50年だったと思います。当時は通称野幌原始林とよんでいました。
                この公園に併設して、北海道開拓の村、博物館、開拓の記念塔があり、これら見学し、博物館から公園の遊歩道を通って大沢口
               に抜けた時、郷里のあぜ道や畑や山に行く馬車道を思い出し、郷愁感で一杯、強烈な印象をうけたことを記憶しています。
               なぜ原始林と呼ばれたのか・・・それはこの広大な石狩平野で開拓の鍬が入ってなく、太古の?からの自然林が園内の一部として
               残っていたからです。でも何年か前の嵐でそこの巨木もなぎ倒され、森林公園の正式名称で呼ばれるようになったのだろうと思います。
               この自然公園のすごいところは広さです。 東京ドームで換算すると、ざっと442個分の広さです。
              札幌市と北広島市、江別市にまたがり、大小17の遊歩道が整備され、徒歩か自転車でしかはいれませんので、手着かずの大自然が
              札幌市近郊に残存してることが素晴らしいと思います。
              園内には、大小5個の池や、いろいろな探索コースがあり、お好み(体力・季節・観賞対象物)に応じて選択できます。
               なお、ヒグマはいませんのでご安心を(笑)、でもエゾシカは入り込んでおり、ここ10年くらいの間で5回ほど遭遇しております。
      

初雪 油彩 F100号 紅葉初雪 油彩 F50号

昭和60年頃の大沢入口の絵です。  左右4本の巨木は、右手前の1本だけが残り、他の3本は倒木し、残骸だけが横たわっています。  

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